国家資格キャリアコンサルタント試験、2級キャリアコンサルティング技能検定、1級キャリアコンサルティング技能検定の学科試験で必ず出題されるネタ元はいくつかあります。
たとえば、スーパーやホランドに関すること。
たとえば、倫理綱領に関すること。
たとえば、ロジャーズに関すること。
このあたりはみなさんも「覚えなくちゃ、勉強しなくちゃ」と必死になりますが、実はみなさんが見落としがちなことがありまして、それは、能力開発基本計画調査であったりします。
能力開発基本計画調査は厚生労働省が行う調査ですが、目的は、『我が国の企業、事業所及び労働者の能力開発の実態を正社員・正社員以外別に明らかにし、職業能力開発行政に資すること』とあります。
この目的からわかるように、事業所別、労働の形態別による能力開発の取り組みが調査され、簡潔な説明と一目でわかるグラフになっている調査報告がそのまんま学科試験に出題されているのです。
「そんなこと知ってるわい!えらそうに言うな!(笑)」
という声が聞こえてきそうですが、ではお伺いしますが、この調査結果をしっかりプリントアウトして、調査項目ごとの特徴をあなたはとらえているのでしょうか?
たいていの方は、プリントアウトまではせずに、過去問に出題されているポイントだけをしゃらっとみて、「はい、オッケー」とやりすごしているのではありませんか?
誤解しないでくださいね。その「はい、オッケー」の姿勢を責めているのではありません。それだけでは、もったいないから、あとひと手間かけてくださいね、とお伝えしたいだけなんです。
平成27年度の調査結果は今月に行われる学科試験でもほぼほぼ間違いなく出題されると思います。以下のリンクを必ず参照して、プリントアウトして、それぞれの結果の特徴を頭に入れておいてください。これだけでも第2回国家キャリコン試験では2問ゲットできましたよ!