レヴィンソンはライフサイクルを4つの過渡期にわけた。
①児童期と青年期
②成人前期
③中年期
④老年期
男性の場合、40歳頃から「人生半ばの過渡期」が始まるとした。
④老年期に対して、高齢期(60~)と晩年期(80~)にわけ、高齢期では「社会から報いられることに関心を示すよりも自分の内面的資質を活用することに関心を向けられるか」、「自分の人生が完全無欠ではなかったとしても唯一の物として受け入れることができるか」が問題なるとし、晩年期では「衰えることを受け入れ、覚悟をもって死を受け入れられるか」が課題であるとした。