こちらでキャリコン1級試験の登場人物について説明をしましたがいまだわかりにくいようなので、再度説明していきます。
Aさん: 相談者(実際にキャリアの悩みを抱える人。CL)
Bさん: 事例相談者(Aさんの悩みの相談を受けたキャリアコンサルタント。CC)
Cさん: 事例指導者(Bさんから事例(AさんとBさんとの間の面談)について相談を受けるキャリアコンサルタント)
となっています。
Cさんが1級キャリコン受検者に相当することになりますが、CさんはAさんとBさんとの面談を、Cさん自身の目で見て、耳で聞いているわけではありません。
Bさんが持参する、事例記録に加えて、Bさん自身から話をききつつ、AさんとBさんの間でなされた面談を把握していくことになります。
当然、Bさんのフィルターがかかる話ではありますが、直接、見聞できることではないので、この方法しかありません。
Bさんは何かしら自分の面談について気になることがあり、Cさんという指導者のもとを訪れておりますから、CさんはBさんの気になっていることを解消することを第一義と考え、さらに、今後、Bさんがより良い支援を自律的に提供できるようになっていく指導を行います。
この関係性をしっかり把握してくださいね。