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ロールプレイのちょっとしたコツ (1) 伝え返し

ロールプレイ(産業カウンセラー養成講座ではライブという教室もありますね)のなかで、「伝え返し」の重要性をお伝えしたところ、

「そういうちょっとしたコツをこれからも教えてほしい」

とメールをいただきましたので、シリーズでお伝えしていきたいと思います。

 

 

sangyocounselor.hateblo.jp

 

伝え返しに関して、おうむ返しでも構わない、とお伝えしましたが、これにもちょっとしたコツがあります。

 

CLの話したことをそのまま伝え返すのですが、陥りがちなワナがひとつあるんです。

 

それは、CLが、話したことをそのまま伝え返すときに、

「~~~とお感じになっていらっしゃるんですね。」

と余分なものをつけすぎてしまうことです。

 

これは、数回であればまあ許容範囲ではありますが、たびたび繰り返すと、ちょっと滑稽であり、かつ、「とお感じになっていらっしゃるんですね。」という言葉を付け加えている分だけでも物理的に、カウンセラーやキャリアコンサルタントのほうが、長く話すことになってしまうのです。

 

これは、ロールプレイのご法度の一つである、

× カウンセラーがしゃべりすぎている

状態を作り出してしまいます。そうすることにより、知らず知らずのうちに、CLを圧倒することになり、観察者や試験官からすると、もうNGを付けるほかなくなることになります。

 

もし、この癖がおありだったら、あえてそれを言わないように心掛けてみてみましょう。ついつい、言いたくなってしまう気持ちはわかります。しかし、少しずつでも減らしていくことができるとあなたのロールプレイは見違えるはずです。

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