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ロールプレイのちょっとしたコツ (2) うんうん、とか、あーとかの発声

 なぜか、ロールプレイのちょっとしたコツはなかなか教えてもらえないこの不思議。

 

人それぞれのやり方があったり、テクニックに走ることを異常に嫌う方がいらっしゃる背景があるかと思いますが、ちょっとしたコツでよりよいカウンセリングが相談者に届けられるのであれば、テクニックも必要善であると私は考えています。

 

sangyocounselor.hateblo.jp

 

伝え返しについて昨日はお伝えしました。今日は、

「うんうん」とか、「あー」

というカウンセラーがする発声をお伝えします。

 

これ、とくに、「うんうん」は私自身、産業カウンセラー養成講座に通っていた頃、ずいぶん驚いたものです。何を言っても、普通の会話でも、もれなく「うんうん」ってうなずいてくれる方多数。

 

ちょっと疑うならば、「この人は本当に聴いているのであろうか?」と感じたこともあったくらいですが、実は、適度な「うんうん」は効果絶大です。

 

産業カウンセラー養成講座実技講座の初回にて3つのきくを学んだ時に感じられたと思いますが、やはり話している時、合いの手までは行かなくても、聞き手から反応があると、話が進むものなのです。

 

同じような効用を持つ言葉として、「あー」(「あぁ」と逐語に記載する場合もありますね。)があります。イントネーションを変えることで、いかようにも使えるので便利ですね。

 

さらに、似た効用がある言葉に「そっかー」というのもありますが、かなりカジュアルになってしまうので、使う場面を選びます。例えば、目上の方にはふさわしいとは言えないですね。

 

「なるほど」も似ていますが、これは、好き嫌いが分かれるので、「なるほど」だけでロールプレイを押し切るのはちょっと苦しいかもしれません。上手に他の言葉とも組み合わせていくとよいでしょう。

 

これらの伝え返しではないですが、CLに対して、「ちゃんとあなたの言うことを聴いていますよ。」とカウンセラーが発声することは必要でしょう。(もちろん、頻度や声のトーンも気を付けなければなりませんよ!)

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