なぜか、ロールプレイのちょっとしたコツはなかなか教えてもらえないこの不思議。
人それぞれのやり方があったり、テクニックに走ることを異常に嫌う方がいらっしゃる背景があるかと思いますが、ちょっとしたコツでよりよいカウンセリングが相談者に届けられるのであれば、テクニックも必要善であると私は考えています。
第8回目は、リフレーミングは十分に関係構築ができてからやっと です。
リフレーミングは、もともと家族療法に由来する手法です。ある枠組み(フレーム)を異なる枠組みで見直すことをさしております。広義に解釈し、言い換えをリフレーミングと言う方もいらっしゃいます。
たとえば、もう100円しか持っていない、を、まだ100円もある、と表現すれば、物理的には同じ100円であったとしても、その意義が変わってくるという考え方です。
これは、カウンセリングの場でも、助言として使われることが多いのですが、関係構築が十分でないときにこれをやってしまうと、正直、スベります。
「それで?でも私にとっては100円しか、なんですけど…」
というめっちゃ悪い雰囲気になっていくものです。
「ズバリ言うわよ」で一世を風靡された方がおられましたが、その方のように、ズバリ、リフレーミングが決まって、相談者さんから「そうですよね♪」という言葉がでてくるとカウンセラーとしても「よっしゃー」と気分があがるものですが、えてして、カウンセラーの気分があがっているカウンセリングはなにかしら抜け落ちている場合が考えられます。
もちろん、カウンセラー、クライエント双方が気分よく終えるカウンセリングもありますが、リフレーミング決めは、微妙な時が見受けられます。
はたからみるとなんとなく格好いいので、ついつい使いたくなってしまいますが、十分に信頼関係ができてからが無難です。心に留めておいてくださいね。