オーストリアの心理学者。フロイトのもとで学んだが、のちに離れ、自身で個人心理学の学派をたてた。
アドラーといえば、「嫌われる勇気」でご存知の方も多いかもしれません。では、この嫌われる勇気ということは何をさしているのでしょうか。
他者から嫌われることばかり恐れていると、他者が主体になってしまいます。
そうではなく、自分自身、個人に価値を持ち、自分を信じることこそ自分の生に関して自らできることであると考え、他者からの承認を求めない、ということが「嫌われる勇気」と言えましょう。
産業カウンセラーのテキストではあまり取り上げられていませんが、あなた自身が学びを続けていく中で、また人とのかかわりのなかで、知識として身につけておいても損はない考え方でありますね。