キャリア・アンカーを提唱したシャインの提唱している「キャリア・サバイバル」はサバイブ(生き残る)ため、つまり、社会から必要とされることの何を持っているか、という視点でキャリアをみることです。
以下、エドガー・シャイン ポータルサイトよりの転載です。
【シャインの業績はやわかり】キャリア・アンカー入門 | エドガー・シャイン ポータルサイト
長期的な視点でキャリアを考えるための「キャリア・アンカー」に加えて、現在のキャリア(職場や職種)でうまくやっていく、また現在のキャリアの今後の環境変化に対応するという視点でキャリアを考えることを「キャリア・サバイバル」と呼んでいます。つまり、キャリア・サバイバルでは、キャリア環境変化に対応して「どう生き残るか」を考えるわけです。
キャリア・アンカーは、自分がどうありたいか、ということを考える、すなわち自分の内側をながめるという意味で、「インサイド・アウト」の思考と言えます。一方、キャリア・サバイバルは、自分を取り巻く、変化する外界への適応を考えるという意味で、「アウトサイド・イン」の思考法です。キャリアデザインにおいては両方とも必要であり、キャリア・アンカーとキャリア・サバイバルは、キャリアデザインのいわば「車の両輪」のようなものです。