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書籍紹介 「経験代謝」によるキャリアカウンセリング 立野了嗣 著

週末の国家キャリコン面接試験おつかれさまでした。

 

また、先月末の2級技能検定の結果を受けとったみなさんもそろそろ落ち着きがでてきたでしょうか。

 

徐々に次の段階をご自身で考えていけるといいですね。

 

今日は書籍紹介です。

 

「経験代謝」によるキャリアカウンセリング 立野了嗣 著(2017年6月)

 

CDAの先生で、2015年まで協議会の会長をされておられました。

 

 

 

 

 

こちらは、試験対策には正直役立たないと思います。ただ、じっくり読むことによって、キャリコンとしての思慮が深まることは間違いないと感じました。

 

試験対策という視点ではなく、「キャリアコンサルタント」として自身のあり方を考えるきっかけになるのではないでしょうか。

 

読みやすいですし、筆者の考えがとてもよく伝わる良書だと思います。さらに、ご自身の考えをどう伝えようか、という部分がよく練られているなぁと。

 

キャリコン自体はまだ他の学問と比べれば若いものですが、なんというか、読者に対して「わかってもらいたい感」があまりない書籍が結構あると思うんですよね。海外の様子を伝えて、筆者の言いたいことはコレだから、読者はがんばって理解しなさい、という雰囲気。既存の学者ヒエラルキーがある堅苦しい世界を若い世界なのに踏襲してます、みたいなものですね。

 

でも、この本にはそれがあまり感じられず、ご自身の考えを分かってもらおうとするプレゼンテーションであると感じました。試験ということから近い距離にはありませんが、時間がある時には手にしたらよい書であると思います。

 

※面接試験で本書のやり方で進めたら、試験官によって採点がすごく揺らぐと思います。なのでキケンです(笑)

 

 

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