1級試験のみならず、2級キャリア技能士面接対策として、ロールプレイ練習をおこないますが、これは実は質が低いロールプレイ練習ならばしないほうがマシです。
繰り返します。
質が低いロールプレイ練習はしないほうがマシ!!
これは2級に関してはすでに合格者も相応数おり、経験からくる集合知がある程度確保されているので、指導者のもとであれば、ドツボることは少ないと言えるのでさほど心配はいらないでしょう。(※もちろん、指導者との相性はあります)
しかし、1級キャリア面接対策においては、いまだ、確保されているとは言い難い状態ではないでしょうか。
相手役がいてロールプレイ練習をするわけですが、その相手役の力量により、ロールプレイ練習の質が左右されてしまうという、第三者が試験官役として、俯瞰的な意見を述べる以前の問題が存在します。
ひらたく言うならば、役割を理解していない事例相談者役とのロールプレイ練習は意味がないどころか害でしかないということです。
まずはじめにクリアしなければならない問題として、どんな事例を相談するのか、どんな資料を持ち込んでくるのか、それを把握していますか?
試験内容は非公開なので、事例相談者役をやらない限り、持ち込み資料の現物は手にすることができず、事後であってもそれを公開することは倫理に触れると思いますので、どういうものが持ち込み資料として提示され、それをどうやって活用するのか、とほうに暮れている人が少なくありません。
その資料を研究考察することが試験対策の骨格であるにもかかわらず、です。
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ベースになるものを活用し、あなた自身で研究・考察することがへたなロールプレイ練習をするよりもずっと実りがあります。
この研究・考察の過程で、自分自身の自己理解も深まり、他者からのお仕着せではない試験対策もできることまちがいなしです。