働き方改革、全員参加社会ということをよく耳にする昨今、子育てと仕事の両立の問題は、女性のみならず、男性のキャリア形成にも大きなポイントとなります。
イクメンという言葉もありますが、やはり子育てを担うのは女性が多く、その期間のキャリアを諦めてきた方も少なくないでしょう。
そこで、今、保育所の拡充が必要になってきていますが、「事業所内保育所」と言うものをご存知でしょうか。
これは読んで字のごとく、事業所の中に設置されている保育所をさし、自治体の認可も受けている保育所です。
その企業に勤める職員の子供のみならず、ある一定割合で地域にも門戸を開くことが義務付けられています。
一方、「企業主導型保育所」というものもあり、そちらは、認可を受けるわけではないので、特にそのような規定はないようです。
もちろん、認可を受けるわけではないとはいえ、設置にあたり守らなければならない条件は厳しく存在しています。
保育の受け皿拡充を言われていますが、国レベルで見ると実は不足しているのは首都圏だけであるという話もちらほらあります。しかし、働く側からすると、その人が住む地域でどうであるかということが大きな問題で、国レベルでどうこうということはあまり関係はありません。
少しでも早く、その受け皿が広がることが望まれますね。