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キャリアコンサルタント学科試験対策 『公正な採用選考』とは

 

 

『公正な採用選考』とは

その人を、人としてみる、人間尊重の精神、すなわち、基本的人権を尊重しながら、就職の採用選考をおこなうことを『公正な採用選考』といいます。

 

その人の人生にかかわるキャリア形成を支援するキャリアコンサルタントとして、どのような状態にあれば、『公正な採用選考』がなされているか十分に理解し、人生の大きな場面である就職を支援することが求められています。

 

当然、このポイントは試験にも出題されることがあります。こちらもよい機会なので振り返っていきましょう。

 

☆出典サイト☆

公正な採用選考をめざして 平成30年度版 厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/topics/saiyo/dl/saiyo-01.pdf

 

 

根拠となる日本国憲法

第14条 すべて国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

第22条 何人も公共の福祉に反しない限り、居住、移転および職業選択の自由を有する。

 

⇒ 関連法令: 男女雇用機会均等法

 

『公正な採用選考』を行う基本

  • 応募者に広く門戸を開くこと
  • 本人のもつ適性・能力以外のことを採用基準にしないこと

 

つまり、募集する職務内容に対して、応募者からどのような情報を把握することが適切であるか、職務に関係ないことや、本人に責任がない事項などまで、応募書類に記載させることは、『公正な採用選考』に反すると言えるでしょう。

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では、実際に試験に出題されそうなことは?

これは、是非、上記リンクの文書にも目をとおしていただきたいのですが、そのうえで、かいつまんで書くと、以下のことを職務内容に関連しないのに、応募書類に記載させたりすることは、人権を尊重していない、しいては、CSRへの取り組みが十分でない等と解釈されます。(試験としては、「これらの行為が適切であるか、どうか」と尋ねる問題がかんがえられます。)

 

  • エントリーシートに本籍、家族の職業、信仰、信条、尊敬する人物を書かせる
  • 女性のスリーサイズを応募書類に書かせる
  • 職務に影響しない既往症を書かせる
  • 職務に関連しない制限を設けた上で募集する
  • 支持政党を応募書類に書かせる

 

 

まとめ

基本的人権尊重の精神で、採用する側も募集・採用選考しなければならない。採用は、応募者の適性・能力のみを判断基準としおこなう。

 

 

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