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キャリアコンサルタント試験 学科試験 添えられている英単語は覚えなければならないか

現在、国家資格キャリアコンサルタントと、2級・1級キャリアコンサルティング技能検定共通のキャリアコンサルタント試験対応の学科教材を作成中です。

そこでふと、キャリアコンサルタントに関連する事項はやたらカタカナ用語が多く、そのカタカナ用語に英単語が添えられていても、あまり慣れ親しんだ言葉ではなく、「なんのこっちゃ?」となることがあるのではないか、と感じました。

おまけにそのカタカナ用語、英字の略語(例えばVPIなど)に小難しい日本語訳がついていることもあり、さらに困ってしまうことがあるのではないか、と感じました。

これらはすべて覚えなければならないのでしょうか?これらを覚えなければならないと感じてしまうと、試験対策の勉強が格段に苦痛になるのではないでしょうか。

答えは、あなたが何を求めているかにより、異なるでしょう。

キャリアコンサルタント関連の学科試験を突破するためには、カタカナ用語を覚えておき、その語源である英単語等までは覚える必要はないでしょう。ただし、RIASECといったら、何をさしているのか、それは覚えなければなりません。しかし、Rがrealisticであると「苦労してまで」は覚える必要はないでしょう。もちろん、覚えたほうが、Rそのものが記憶に残りやすいとお感じであるならばそれはそれでよいでしょう。4つのSのように、ほぼ日本語に取り入れられている「セルフ」「サポート」などは覚えるのも良いでしょうがそちらも無理することはないと思われます。

しかし、人名に関してはちょっと異なります。スペル(つづり)まで覚える必要はないですが、時に同じ姓の方もいるので、可能な限りイニシャルまで覚える方が望ましいでしょう。

ここまではキャリアコンサルタントに関連する試験についてですが、大学で心理系を専攻、また、公認心理師などの受験を視野に入れる場合は、話は異なります。英単語や英字の羅列にもっと慣れておく必要がでてきます。

実際に書面にあるものを声に出して読む機会はなかなかありませんが、英単語(人名、用語など)と日語が混ざる文章、まるでルー大柴さんのようになるかもしれません。

さて、なぜわざわざこのことを記事にするかと言いますと、そこで躓いてしまう方、嫌悪感を持ってしまう方、少なからずいらっしゃるからです。また、そこを覚えるために貴重な時間を費やしてしまうケースもあります。キャリコン試験での合格のためには決して必須な知識ではないでしょう。英字や英単語を覚えることで記憶が促進されるのであれば万歳、しかしそうでなければ、あまりこだわらずに学習を進めていきましょう。

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