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キャリアコンサルタントのアップスキリング

キャリアコンサルティング技能士2級

いわゆるスキルアップ

キャリアコンサルタント資格を取得した後、スキルアップを考える際、マジョリティと言えるのが2級キャリアコンサルティング技能士取得でしょう。

現在約7万人のキャリアコンサルタント資格保有者がいて、2級技能士は1万人超。キャリアコンサルタントのほぼ6人にひとりが技能士資格を取得しているということですから、国家資格の次のステップとしてまずは2級、熟練になるということがあると理解して間違いないでしょう。

見受けられる現象

この2級資格進む段階になると、なぜか、本来の定義の熟練とは若干離れる動きが出てきたり、仲間だったはずの周りの同期とも複雑な関係が生まれてきます。取得している人を「ホルダー」と呼び、何か格上になったように扱います。またたまたまラッキーヒットを打ったnon熟練の方が、ホルダーになったとたんに後進(の位置にたまたまいる人)に自信満々で指導をしたりします。

すると当然、置いてけぼりになるよりも、いち早く関門をクリアしたいと願うことは、ヒトとして当然。そこに商機を見出すnon熟練ホルダーが跋扈するのです。これがかかる費用の大小によって跋扈度を判断できないのでたちがよくないです。

こういう事象を快く感じない重鎮も当然苦言を呈することになっています。⇒こちら

そして、試験運営の公平を期すために、受検者に対して、いくつかのルールが課されるようになりました。(守っていないひともそこそこ見受けられますねぇ~)

個人的には不合格を体験したほうがいいと思っています

こうなってくるといたちごっこだったりしますよね。本末転倒と言いますか。また個人的には、跋扈じゃないリアル熟練ホルダーが試験対策を伝えたり、指導したりすることは悪くないと思いますし、ちゃんとした人に習えば、たんなる試験対策ではない実りを得られると感じます。そして、試験対策という視点からすると、一発合格したn=1しかデータがない指導者よりも、不合格を体験し、DosよりもDon’tsのデータをより多く持っている指導者のほうが、試験対策の手数としては有効なはずなのに、「一発合格」が指導者のセールスポイントになってしまっているなんとも矛盾をかかえた状態になっているのではないかと思っています。

不合格でも卑屈になる必要もないですし、試験対策そのものを忌み嫌う必要もないと思います。それも試行錯誤をしていると自信もって良いと思います。そういう試行錯誤こそが、この多様性の世の中でのキャリアコンサルタントのアップスキリングではないでしょうか。(まあ、確かに受検費用は高いよ、、、)

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