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【SSS】6訂版 キャリアコンサルティング 理論と実際

本の記録

必須度 SSS マストで保有な学習本 通称 『周先生の本 6訂版』

キャリコン学習にオススメと言われる本をとびーが感じる必須度とあわせて紹介していきます。

★勝手に格付け★
SSS:これがなきゃ困るレベル
SS:チェックしておかないと不安 
S:まああったほうがい良い 
A:お好きならどうぞ
B:余裕があるならば・・・

  Amazon のアソシエイトとして、キャリコンとびーは適格販売により収入を得ています。


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もう何か解説を付ける必要がないレベルで有名なこちらの本。「理論と実際」「6訂版」「周先生の本」などと呼ばれることが多く、正式名称である「キャリアコンサルティング 理論と実践 6訂版」と言及されることが少ないのではないかと思われるほど、キャリコンにかかわる人間の間では必携書になっています。副題「専門家としてのアイデンティティを求めて」こちら一般社団法人 雇用問題研究会の発行です。

初版は平成22年3月、版を重ね、6訂版が発行されたのは令和4年5月でございます。

3年前に鬼籍に入られた木村周先生は教育大学(現在の筑波大学の前身)から労働省に進まれたこのジャンルでのレジェンドです。わたくしは講座を受講したり、何回かお見掛けしたことはあるのですが、これと言える交流はないままでしたが、薫陶を受けた方々はみなさん誇らしげに周先生とのかかわりをお話になりますからその偉大さが伝わります。

使い込んでいます!マイ6訂版

また6訂版より下村先生も著者として加えられたことにより、キャリアコンサルティングのイマ、つまり「なう」の部分も補完されバージョンアップされています。下村先生が記されている社会正義の部分、周先生がご存命の頃お話になられた部分のようで、こちらは世界的なムーブメントでもあります。

下村先生は独立行政法人労働政策研究・研修機構 JILPT(ジルピーティー)の研究員であられますので、政策としてのキャリアコンサルタントという視点も当然おありで、相談者のお気持ち第一だけに視野狭窄になりがちなキャリアコンサルタントに必要な気付きを与えてくださっていると個人的には感じています。

この6訂版は1度読めばよいというものではありません。読了しても何度となく手に取り、理解を深めていくものです。みなさんそのような使い方をされていらっしゃるようです。わたくしも、もうボロボロ、付箋も多く貼っております。こちら4訂版の頃は本当によく海外に出かけていましたが、どこに行くのも一緒、世界の空港ラウンジで手にしたことを思い出します。

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こちらさらにすごいことがありまして、それは発行者である雇用問題研究会主催の書籍著者下村先生によるセミナーが開催されていることなんです。

「キャリアコンサルティング 理論と実際 6訂版」連続講座-著者による解説講座
「キャリアコンサルティング 理論と実際 6訂版」をテキストに、各回のテーマに該当する部分について、著者に詳しく解説していただきます。

2024年は6月14日を皮切りに3回開催されます。過去に開催されたものにわたくしも参加したのですが、理論家など登場人物の人となりまで触れられていて、書籍だけでは無機質になってしまうかもしれないものを有機的に論じてくださっていてとても楽しく学ぶことができました。ただ、難を申せば、PC参加推奨(スマホ・タブレットはご遠慮くださいと明記)、時間の途中参加不可、アーカイブはなし等、やや自由度が十分でないところがありますが、タイミングさえあえば、このセミナーは受講しない理由は1ミリもない、お勧めできるものになっています。

ここまでよいところばかり述べてきました。もちろん、欲を申せば、という点があることをここで述べないのは不公平ですので、きちんと述べておきたいと思います。

索引がちょっと物足りないのです。自分自身で読み込んで、マイ索引を作らないと、「あ、これなんだっけ?」というときに迷子になってしまうことがあります。もちろん、調べたい言葉に関連したワードがすいすいでてくれば迷子にはならず、それくらいしっかり勉強してキャリコンとしてのアイデンティティを確立せよ!ということであると思いますが、索引が、、、と願うことは数回ありました。今は、PC等を使って情報を整理すればマイ索引作成に苦労はいらないかもしれませんが、この部分の充実があれば、よりよいなぁという願いは隠せません。

しかし、その満たされていない欲が残るくらいが、学びにとっては刺激になりますから、その点は割り切って、長いお付き合いをしていく、ということですね。

6訂版をすでに手にしている方からすると当たり前、既知のことばかり述べましたが、こちらは必携の書です。是非、まだ手にしていないキャリコンの方は、手にするようにしてくださいね。


まとめ

必須度 SSS マストバイ。必ず手にして読み込んでいきましょう。

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