なぜか、ロールプレイのちょっとしたコツはなかなか教えてもらえないこの不思議。
人それぞれのやり方があったり、テクニックに走ることを異常に嫌う方がいらっしゃる背景があるかと思いますが、ちょっとしたコツでよりよいカウンセリングが相談者に届けられるのであれば、テクニックも必要善であると私は考えています。
第7回目は、要約は簡潔に です。
要約とあらすじを述べることを勘違いしている方がいらっしゃいます。
CLが話したことをすべてあらすじとして述べることが要約と思っていらして、思い出しながら、話をされるので長くなります。
「CLさんのお庭に飼っている犬が家に入りたがるけれど、おうちには御主人がかわいがっているネコがいらっしゃるので…、両方を一緒にしていいかどうか、いつも喧嘩になっていて…、ええっとぉ、それで、お嬢さんはご主人の味方で、息子さんはCLさんの味方で、家族会議を何回しても意見がまとまらずにもうすぐ暑い夏になるから、どうしたらいいか毎日悩んでいらっしゃるのですね…。」
と、CLさんがお話になるよりも長くお話されながら要約されるのは正直NGです。
要約は記憶力テストではありません(笑)
「犬をおうちに入れるかどうかで意見が割れていて困っているのですね」
というものでも十分だと思いますし、もし、CLさんのお話の口調が、お嬢さんがご主人の味方になっていることが不満そうに感じたら、そこを織り込んで、
「犬をおうちに入れる件で、ご主人と意見がわれて、お嬢さんがご主人の味方をされていて、悩んでいらっしゃるのですね」
と半分の長さで済む要約ができます。
慣れないうちは、全て、順序だてて要約していかないと、まるで全部を聞いていないと思われてしまって、申し訳なく思われると思いますが、ここはポイントだけで良いのです。
長い要約はその分カウンセラーが長く話すことになるのでなるべく避けたいところです。
